加古川教室/東加古川教室の発表会♪

今年はコロナ事情により、加古川/東加古川教室の発表会は、地元で開催されました🎹♪




〜加古川/東加古川教室の田村先生よりメッセージ♪〜


感染の拡大と抑制の繰り返しが続く中、去る2021年7月24日(土)、加古川の松風ギャラリー音楽サロンにて 「 ピアノ発表会 ~独奏と連弾~」 を開催致しました。


出演者全員、soloに加えて連弾ありのボリュームたっぷりのプログラムとなりました。また、今回は、出来る限り発表会本来の形に近づけての開催を考えていましたので、プロのカメラマンとお花屋さんにもお力をお借りしました。



もちろん、サロンとホワイエの扉を開放・換気の徹底・消毒+検温etc.…と、感染防止対策最優先での開催です。



当日のプログラムから、3人の演奏をご紹介します。






〇初めてご出演のEちゃん。


ピアノを始めて1年足らず、両手で3曲演奏しました!


1曲目は「どどどど どーなつ」。真ん中の「ド」の音だけで、お菓子のお話。


2曲目の「みみをすまして」は10本すべての指を使って黒鍵も押さえます。ペダル(さすがに、私が踏みましたが・・・)を付けると、まるで海の世界にいるみたい。


3曲目は「じどうしゃ(連弾)」。以前、本教室の井関先生が「初めて習われる小さなお子さんにどうぞ。」と、薦めてくださった曲です。ピースの指で2つの黒鍵を「プップー!!」と鳴らすクラクション音が嫌いな子はいませんね。アップテンポで演奏し、最後の難しい1フレーズは、④⑤番のコントロールしにくい指まで使って、ユニゾンで披露することができました!






2回目のご出演のYちゃん


soloの2曲は難曲でした。
1曲目「妖精のハープ」。ハープを奏でるかのような流れる指さばきと、俊敏なペダルワーク、そして音楽性が問われる曲。何度も何度も指とペダルタイミングのお稽古を重ねました。


2曲目「時のおどり」は有名なバレエ曲ですね。細かなアーティキュレーションと、♯や♭の臨時記号がたくさん付いた和音の連続に苦戦の様子を見ながら「無理をさせすぎた?曲への気持ちが持続できるかしら・・・?」と、心配した時期もありましたが、根気強く様々な練習方法に取り組まれ、曲を形にすることが出来ました。

写真は、Yちゃんが大好きな、ベートーヴェン:「喜びの歌」をゴスペル風に編曲して連弾しているところです。カッコよく決まりました!





〇6年生のH君。


solo曲は、ショパン:「ポロネーズ第11番 ト短調」。ショパンが7歳の時の作品です。古典ものがお得意のH君にとっては、長いフレーズの扱いや、多声的な音楽の構築、感情をのせて演奏するということすべてが、高いハードルだったのではないかと思います。


数ヶ月間、この作品と向かい合うことで、とても有意義なお勉強を積まれました。私もレッスンする中で、彼の音楽的瞬間に何度も立ち合うことが出来ました。


当日の演奏は、上品でとても丁寧なものでした。この先の音楽人生において、思い出の一曲になってくれれば、大変嬉しいです。


写真は、お母様との親子連弾の様子です。「そらみみかしら?」は、本当に「ソラミミ~♪」の音でかけ合いをして進んでいきます。長年サックスをたしなまれていたお母様、1つ1つのフレーズの処理・息づかいが見事で、時々現れる変拍子も何のその。


完成度の高い二人の演奏に、客席からはため息がもれました。






お陰様で、無事に今年も発表会を終えることが出来ました。生徒の皆さん、良い準備を重ねてきましたし、本当に良く付いてきてくれたと思います。

また、時間の限り、レッスンのフォローをしてくださったり、親子連弾のお稽古にお付き合いくださった親御様に、心より感謝申し上げます。


少しづつでも「前進する」ことを心がけて、また次につなげていきたいと思っております。









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